安楽死推進委員会

ブログタイトルは記事と特に関係ない

体調不良時の思考パターンについて

今年に入って何度目だろうか。
風邪で体調を崩し、昨日は日曜ということもあって自室の布団で一日中寝ていた(正確にはずっと入眠していたわけではなく、投薬のために起き上がったり横になった状態でスマホを眺めていた時間もあったが、自分の感覚としては正しいのでこの表現を使っている)。

引きこもっていた頃はそれこそ年単位で風邪を引くことはなかったものの、高校に入学してからは3か月に1度くらいのペースで風邪を引いて、その度に1,2週間は体調不良が続く。

体調を崩してしまうと、普段勉学に打ち込むことで抑えている希死念慮に歯止めが効かなくなる。
自分の取り柄はこの頭しか無いのに、それが体調不良によってまともに機能しなくなると、本当に何のために生きているのかわからなくなる。
自分を肯定できる要素が何も無くなってしまう。

普通の人(差別的な意味に聞こえるかもしれないが、自分に認知の歪みが起きているのはおそらく事実で、そういった状態にない健全な人のことを指している)は体調を崩したとき、どんなことを考えながら布団やベッドの上で過ごしているのだろうか。

自分の場合、何か胃にやさしいご飯が食べたい、柔らかい布団で延々と眠っていたい、誰かがこの手を握っていてくれたらといった原始的な欲求と、そういった欲求しか持てないことに対する自己嫌悪感、そしてひとつ前の記事で見られるような厭世的な思考の3つで頭のなかが一杯になる。
「体調良くなったら○○したいから早く治そう」とか「この苦しみがいつまでも続くわけじゃないから頑張ろう」といった前向きな考えが生まれることはほとんどない。
それがどうしてなのかはわからない。

きっと多くの普通の人は、こういう状況のときに助けてくれる友人や恋人といった人間関係があるのだろう。
自分にはそれが無い。
中学1年から10年間引きこもり続けて、同年代に限らず誰とも交流を持たずに生きてきたのだから当然なのかもしれない。

それでも、上で挙げたような心の状態に今あるのは事実で、それはとてもつらかった。